山谷佑介によるドラムセットを使用したパフォーマンスによるセルフポートレート作品『Doors』をYouTube Liveで配信

写真家の山谷佑介によるドラムセットを使ったパフォーマンスによるセルフポートレート作品 『Doors』が、代官山 フォトフェアの会場内で再演される。『Doors』は過去作により自らの“撮る”という行為を強く意識した山谷による、自らを被写体とした最初のセルフポートレート作品。

山谷佑介

4月に京都で披露されたこの作品は、会場では、暗闇のなか、自身が10代の頃から続けているドラムを使ったパフォーマンスが行われ、パフォーマンスの間に撮影・印刷された写真が空間を埋め尽くした。山谷は特殊なカメラ装置を考案し、ドラムを叩くことによってドラムセットにつけられた振動センサーが反応してシャッターが切られ、写真が印刷。不規則に切られるシャッターと暗闇に放たれるフラッシュは、山谷のパフォーマンスを残像として観客にやきつけ、出力された写真はそれとは違う山谷のイメージを生み出すなど、パフォーマンスから写真の生産にいたるまでの一連の流れは人間の意識や物事をみる眼差しなどの複雑さを生んでいる。

今回の新たなパフォーマンスでは、YouTube Liveを用いることにより撮影する地点とプリントされる地点を切り離すことにより、現代人の眼差しの一つであるインターネットの電波という新たな視点を浮かび上がらせ、電波に乗せた山谷の拡散を試みる。

パフォーマンス終了後には、出力されたプリントを元に”モノ”としての写真集を即興で製作するブックメイキングし限定で販売、また、Yuka Tsuruno Galleryのブースでは以前の山谷のパフォーマンスの痕跡ともいえるドラムヘッドの傷から作られたフォトグラム作品も展示する。

Info

山谷佑介「Doors」Performance
2018年9月27日(木)19:00-20:00
9月29日(土)19:30-20:30
代官山フォトフェア2018会場内 Exhibition Room & Hillside Plaza

Gallery Yamatani Youtube channel

https://www.youtube.com/user/photophobia666

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