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来日公演も行うUKのシンガーNAOがツアーに向けたムービーを公開

2018.09.19
FNMNL編集部

Mura Masaとのコラボ曲"Firefly"、"Complicated"やDisclosureのアルバムにも参加し、注目を集めてきたUKのシンガーNAO(ネイオ)。イーストロンドン出身で今年31歳になるシンガーの彼女が、12/6(木)に東京・渋谷WWW Xで初の来日公演を行う。

NSOは音楽学校でジャズ・ヴォーカルを学び、バックアップ・シンガーとしてキャリアをスタート。ある日ロンドンのコルシカ・スタジオでのパフォーマンス後に、音楽マネージャーに見初められ、一緒に日本へと旅に出る。東京に魅了されたNAOは自身のレーベルをLittle Tokyo Recordingsと名付ける。そこから2014年にリリースしたEP『So Good』が注目を集め、翌年には2ndEP、『February 15』をリリースし順調にキャリアを重ねる。

2016年にリリースしたデビューアルバム『For All We Know』の先行シングルとなっている、トラップとベースミュージックを飲み込んだモダンなR&Bチューンの"Bad Blood"や、NAOのボーカルが様々に表情を変える"Fool to Love"などが大きな評判を呼んでいる。

『For All We Know』以来となる2年ぶりのアルバムの『SATURN』を10月にリリースするとアナウンスしたNAOは30歳になった時にターニングポイントを迎えたという。エモーショナルなものだったというターニングポイントを経て、新たな視点を見つけることができた彼女が作り上げた同作には、子供から大人へと成長する過程と、その際に生まれる様々な感情を記録しており、新たな未来への可能性を称えると同時に、これまでの自分を振り返ることができるチャンスのような作品となっているという。

「英語で“Saturn Returns”という言い伝えがあるの。土星(=Saturn)は、自分が生まれたところから 29年かけて廻るという概念から来ていて、だから29歳前後の時期に、自分の人生で何か大きなことが起こるという意味なのよ。ある日突然目が醒めて、『20代の間何してきたんだろう?この恋愛関係で何をしているんだろう?この仕事で何ができているだろう?』と考え始めて、そこから更に辿って、昔両親に教えてもらったこととか、信じていた概念全てを考えなおすの。完全に脱皮のような感じで、それは痛みを伴うこともあるわ」

2ndアルバムをアナウンスし、初の日本公演となるライブを控えるNAO。ライブへの期待を感じさせるムービーが先日公開されたばかりだ。