Travis ScottのA&Rが良いプロデューサーの条件とは何かを語る

先日待望の最新作『Astroworld』をリリースしたTravis Scott。James BlakeやFrank Ocean、Kid Cudi、JuiceWRLDら豪華なゲストを迎えた同作は高い評価を受けているが、そんなTravis ScottのA&Rを勤めているSickamoreが良いプロデューサーの条件を説明している。

Rolling Stoneのインタビューに登場したSickamoreは、Travis Scottがアルバムを制作する際に採っている方法を明かしている。「Travisは一つの曲で50回のセッションをするんだ」と語る彼によると、Travisは一曲にかなりの時間を費やし、何通りものパターンを試して曲を作っているようだ。

続けてSickamoreは「これがDr. DreやKanye Westのような素晴らしいプロデューサーたちのトリックだよ。彼らは他と比べて音楽を作るのが上手いわけではなくて、他の人たちよりも時間をかけているだけなんだ。それぞれの曲に10000時間ずつだな」と、良いプロデューサーの条件とは「一曲を作るのにどれだけの時間をかけられるか」であるという持論を展開している。

「俺たちは木曜までミックスをしていた。『Astroworld』は木曜の夜に出る予定だったんだぜ」という言葉からも、Travis Scottのチームが多大な時間と労力を費やしてアルバムを制作していたことが分かる。Kanye Westの「ワイオミングセッション(Kanyeが自身のプロデュースするアルバムを5週連続でリリースするというプロジェクトを行なった際の、山中のスタジオでのセッション)」など、同じメンバーでスタジオに籠り、長い時間をかけて制作するという手法が採られたアルバムが増えているが、今後このようなレコーディングの仕方はさらに流行していくのだろうか?

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