XXXTentacionの才能を見出したEmpireの創設者が彼の死は悲劇だと語る

Empire Distributionの創設者であるGhazi Shamiが番組『Beats 1 Radio』に登場。先日報道されたXXXTentacionの死を嘆き、初めて刑務所で彼と出会ったときの思い出を語った。

XXXTentacionがアルバム『17』や『?』をリリースして大成功を収める前に、二人は刑務所で出会っていた。当時18歳であったXXXTentacionと刑務所の中で知り合ったGhazi Shamiは、そこでレコード契約を交わし、後のリリースに至ったという。

「悲劇という言葉でしか表現できない」と、彼の死について質問されたGhazi Shamiは答えた。「彼を失ったのは悲劇的すぎる。幅広い世代の若者達が彼の声を待ち望んでいた」と嘆く。

Ghazi ShamiはXXXTentacionについてこう語る。「彼の成長する姿をこの16ヶ月間見守ってきた。彼が18歳でまだ子供のときに刑務所で出会い、レコード契約を結んでから今に至るまで、彼が無くなる直前まで私と交わした会話や、彼が意欲的に取り組んできたもの、彼が成し遂げたかったこと、すべてこれから彼が世界に貢献できるポテンシャルがあることを示していた。それが断ち切られたことはあまりにも悲劇的だ」

XXXTentacionはまだポテンシャルを発揮し始めたばかりだったという。「天才だった。これまでスタジオでたくさんの天才と仕事をしてきたが、彼が自身のポテンシャルのまだ10%ほどしか発揮していないのは分かっていた。彼とは文化のことや社会的不公平のことなど、音楽以外の話をたくさんしてきた。私は彼が様々な方法でこの世界にポジティブな影響を与えるはずだと確信していたよ」とGhazi Shamiは述べている。

他にも同番組内でGhazi ShamiはXXXTentacionとの間に強い兄弟的な絆を感じていたことを明かした。「私のこれまでの人生で一緒に仕事をしてきたアーティストの中で、彼ほど短期間で私に深い影響を与えた人物はいないよ」と発言。「彼が亡くなる数日前に二人で話していた。彼が作った新しい作品を聞くために会いに行き、次のアルバムに向けて一緒に取り掛かるつもり予定だったんだ」とのこと。

「もう少し落ち着いたら話し始めるよ。彼のお母さんとも仲が良いから、一緒に今後のことを考える。彼の遺産にとって一番正しいと思える選択をしたい」とGhazi ShamiはXXXTentacionの遺した作品と今度どう向き合うかについて言及した。

XXXTentacionの突然の死を悲しんでいるのはGhazi Shamiだけではない。地元フロリダで開催された追悼式には1000人以上集まり、一部が暴徒化。2018年にリリースされたアルバム『?』はゴールドディスク認定され、さらに収録されている楽曲”Sad”は彼の死後全米チャートで1位を獲得している。

Ghazi Shamiが登場した『Beats 1 Radio』はこちらから試聴可能

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