W杯で韓国がドイツを倒したことで予選突破ができたメキシコでBTSの再生回数が大幅アップ | 人気歌手は差別的リアクションで批判を集める

現在開催されているロシアワールドカップで、これまで一番のサプライズといえば前回チャンピオンのドイツの予選リーグ敗退だ。

最終戦で韓国がドイツを破ったことで、メキシコがスウェーデンと共に予選リーグを突破することになったが、メキシコである異変が起こっている。

メキシコは最終戦でスウェーデンに勝つか引き分ければ自力で決勝トーナメント進出が可能だったが、0-3で完敗。最後の枠を争っていたドイツが韓国に負けるか引き分ける必要があった。結果は、ドイツが韓国に0-2で敗退し、滑り込みでメキシコの決勝トーナメント進出が決まった。

この結果にメキシコでは突然の韓国フィーバーがスタート、人気K-PopグループBTSの最新ヒット曲"Fake Love"がメキシコのiTunesチャートを急上昇し、1日で31位も順位をあげている。

また勝利後にメキシコのラジオが"Fake Love"をプレイする模様がTwitterに投稿されている。

メキシコの予選リーグ突破をアシストした韓国に対して粋な恩返しともいえるが、その一方で顰蹙を買ったリアクションを行ったのがメキシコの人気シンガーAleks Syntekだ。彼は昨年も現在ラテンコミュニティーで大きな流行となっているレゲトンについて、「低俗で、ポルノのようだ」と発言し大きな批判を浴びているが、今回は韓国人を嘲笑するようなジェスチャーを行い、日本語や韓国語らしきものを交えた謎の言語でリアクションを行い、大きな批判を集めている。

RELATED

BTSが韓国経済に約5000億円もの経済効果をもたらしていると伝えられる

BTS(防弾少年団)といえば、昨年リリースしたアルバム『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』がK-Popの作品として初めて全米アルバムチャート1位を獲得したことが記憶に新しい。そんな彼らの人気を裏付ける数字として、BTSが韓国経済に46億ドル(約5000億円)もの経済効果をもたらしていることが明らかになった。

サッカー界で「Drakeと写真を撮った選手がいるチームは試合に負ける」というジンクスが広がる|イタリアのチームはDrakeと選手を接触禁止に

スポーツのような勝負事の世界にはジンクスがつきものだが、現在サッカー選手にとってDrakeが恐怖の対象となっているらしい。

BTSが日本初のドームツアーを全4都市9公演で開催決定

アルバム『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』がK-Popのアルバムとして史上初めて全米チャート1位を獲得したBTSが、日本で初めてとなるドームツアーを11月から開催する。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。