Lil TracyがJuice WRLDをディスし直後に和解

昨年のLil Peep、そして先日のXXXTentacionといわゆるエモラッパーの衝撃な死が続いたが、エモラッパーのニューフェイスといえるJuice WRLDがその二人に向けたトリビュートトラック”Legends”をリリースした。

2人に向けたトリビュートトラック”Legends”をリリースした。“Legends”はLil PeepとXXXTentacionの二人を「伝説」としてその二人の死を嘆くような内容だったが、今回Lil Peepの盟友であったLil Tracyが同曲を発表したJuice WRLDに対するディスを行なった。

Lil Tracyは6月22日深夜、突如「ああ、言ってやるよ。ファックJuice WRLD」とツイート。

Juice WRLDが「俺は自分の道を歩んでいるんだ。友達でもない奴に構っている暇はない」と返信すると、Lil Tracyは中指の絵文字で応戦した。

困惑したLil Tracyのファンたちが意図を問いかけると、Lil Tracyは「Juiceの音楽は好きだけど俺はあいつの成功が妬ましいんだ」とあまりに正直な告白を行なった。

その後二人は和解したようで、JuiceWRLDはLil Tracyに対して「あなたが俺の道を作ってくれた」とリスペクトを表明している。

どうやらこの二人のやりとりは真剣なビーフといったものではなく一種のプロレスのようなものだったようだ。殺伐とした話題が多い近頃のラップシーンだが、平和な着地を迎えてなによりといったところだろうか。

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