【特集】kZm、あっこゴリラ、JABBA DA FOOTBALL CLUB、Taeyoung Boyが選ぶ「ブロックパーティー」プレイリスト

MUSIC  2018.05.28  FNMNL編集部

明日5/29(火)に東京・南青山のPIZZA SLICE 2で開催されるZIMAによるイベント『ZIMA BLOCK PARTY』。FNMNLではこのイベントのために荏開津広による『ブロック・パーティを振り返る、もしくはBボーイ・スタンス2018』という記事も公開した。

さらにパーティー直前に公開するのは当日の出演者であるkZm、あっこゴリラ、JABBA DA FOOTBALL CLUB、Taeyoung Boyが「ブロック・パーティー」をテーマに選曲したプレイリスト記事。それぞれのブロックパーティーに対するイメージの違いなども感じつつ、明日のパーティーの予習にぜひチェックを。

kZmによる3曲

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photo by 横山マサト

1. Nirvana - "Rape Me"

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俺ら昔、渋谷と中目黒で廃墟に住んでたことがあったんですが、その時の感じが自分の中ではブロック・パーティーだと思ってて。Nirvanaを初めて聴いたのは中3とかで、最初にロックでクラッたのはエモロックで、バンドでいうとMy Chemical Romance。それが中学の時に流行って、その時にヒップホップはもう聴いてたんですけど、ロックもアリだなって思った。その流れでこの曲はスゲー聴いてました。

2. Kid Cudi - "CONFUSED!"

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この曲は最初に聴いた時は良さがわからなかったけど、夜遊んでる時に聴いてたりしてたら、これはスゲーって思うようになったんです。これを聴くならロックを聴くっていう人もいるかもしれないけど、これはこれで良さがあるし、こういうのやりたいっすね。今の先端にいるlil aaron(リル・アーロン)とかもギターサウンドじゃないですか? 個人的にトラップが落ち着いたらオルタナに寄っていくと思ってるので。Travis Scottとかも影響を受けてると思うんですよね。

3. kZm - “KOKORO”

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JJJくんプロデュースのこの曲はスゲー気に入っててビデオを撮りたかったんですけど、桜の時期は3本くらい撮影があって、泣く泣く断念しました。やっぱトラップって基本はモッシュさせるのがライヴの魅せ方としてあると思うんですけど、この曲は聴かせるトラップを意識しました。曲名はビートの仮タイトルが"KOKORO"ってなってたので聞いたら、童歌(わらべうた)からインスピレーションを受けていて、その歌詞から"KOKORO"って付けたそうなんです。その童歌もめっちゃカッコ良くてライヴ前にかけたり、DJに擦ってもらって曲に入ったりしてます。

kZmによる「ブロック・パーティー」をテーマにしたプレイリスト全曲と、それについてのインタビュー本編はこちらから。

あっこゴリラによる3曲

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photo by 横山マサト

1. Tyler, The Creator - “Tamale”

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Odd Futureの存在を知ったのがきっかけだったんですけど、この人たちは音楽的にはトラップも取り入れていてハーコー(ハードコアヒップホップ)な感じなのに、ライブではダイブしたりしてロック・バンドみたいで、すごいなと思いました。Tyler自身のキャラクターにも衝撃を受けましたね。この“Tamale”は、私のフェチでもあるパーカッションのビートが鳴っている曲です。私はもともとドラマーだし、好きなものを追究していくと、結局パーカッシブなものになる。ドラムは小学校1年生の頃からやっていて、その頃からこういうものが好きだったと思います。あと、TylerはMVでゴキブリを食べたりして、ギリギリを攻めていくバランス感覚もすごいですよね。その「面白い」「こわい」ができるのって、ヒップホップだけなんじゃないかと思うんですよ。

2. M.I.A. - “10 Dollar”

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私ってラップをはじめてからヒップホップに出会っているんですけど、そのとき音楽的にすごいと思ったのは、パーカッション的なビートやラップなんですよ。特に初期のM.I.A.はビートもミニマムで、土着的で、ラップもパーカッションのような感覚がある。そこが好きですね。ラップのスキルで影響を受けた二大巨頭がM.I.A.とファレルです。

3. Lafawndah - "Town Crier"

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この曲も周りの人に教えてもらいました。たとえば、M.I.A.の曲には、ミニマムなビートに土着的な雰囲気を持った、フェチズムを追究したような曲と、壮大な楽曲との2種類がありますよね。そう考えたとき、この曲はそのスケールが大きい方の世界観に近いと思います。ライオンキング感がある(笑)。でも、ライオンキングっぽいものが全部好きなわけでもないんですよ。「こっちのライオンキングと、そっちのライオンキングを一緒にするな!」みたいな(笑)。……文脈に詳しい人はもっと色々と語れるのかもしれないですけど、私はそういう聴き方じゃなくてもいいのかな、と思うんですよ。私の場合は全部「フェチ」。ただ、ポップでフックがあるものに惹かれるのかもしれないです。それは曲としてのポップさだけではなくて、人としてのポップさもそうだと思いますし。その感じはヒップホップだと思うんですよね。

あっこゴリラによる「ブロック・パーティー」をテーマにしたプレイリスト全曲と、それについてのインタビュー本編はこちらから。

JABBA DA FOOTBALL CLUBによる4曲

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photo by 横山マサト

1. SUM 41 - “Fat Lip”

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僕は中高生のときにSUM 41やGreen Dayのようなポップパンクをよく聴いていたんですよ。“Fat Lip”は特にそうですけど、そういう音楽のMVってスケートパークで撮影されていることが多いので、ブロックパーティーというテーマを聞いて最初に浮かんだのもそういうパーティーでした。“Fat Lip”はメンバー全員がラップをしているのもいいし、MVで観客がバンドを囲んで盛り上がっているのもいいですよね。「まずはこれを一発聴いてアゲてくれ!」という曲です。(NOLOV)

2. RHYMESTER - "サマー・アンセム feat. 小野瀬雅生 (CRAZY KEN BAND)"

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これは東日本大震災があった2011年の夏に出た、自粛ムードがある中でも「楽しむときは楽しもう」という曲で。それってつまり、「生活はあるけど、楽しむときは楽しもう」というブロックパーティーと同じだと思うんですよ。「普段の生活は大変だけど、これがあるから日常を楽しめるし、逆もしかりだ」って。(ASHTRAY)

3. Red Hot Chili Peppers - "Hump de Bump"

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レッチリは人生で一番好きなバンドなんですけど、この曲はMVでブロックパーティーが表現されていますよね。最初、DJがはじめたパーティーに入れてもらえない人がいて、別の場所でレッチリの演奏がはじまって――。そこから街を練り歩いて演奏するシーンは、「ブロックパーティーなんだから自由にやろうぜ」って解釈ができる。でも、最後のオチも面白くて、最初にブロックパーティーに入れなかった観客は、結局そっちにも入れないんですよね(笑)。(ROVIN)

4. DJ Tonk - "Forever feat.Akeem,Libro,Hill The IQ,Co-Key"

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DJ Tonkさんの“Forever feat.Akeem,Libro,Hill The IQ,Co-Key)”は、まだヒップホップは詳しくなかった頃にアナログで手に入れたのが最初でした。それこそ、確かRHYMESTERの宇多丸さんがまだMC SHIROだった時代の“バースデイ”のカップリングに入っていたはずで。(※正しくは同年に発売された別のアナログレコード収録曲)この曲は全然違うクルーの人達が曲の中で一堂に会しているのが好きだし、すごくファンキーな曲ですね。(BAOBAB MC)

JABBA DA FOOTBALL CLUBによる「ブロック・パーティー」をテーマにしたプレイリスト全曲と、それについてのインタビュー本編はこちらから。

Taeyoung Boyによる3曲

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photo by 横山マサト

1. Ty Dolla $ign -  Love U Better ft. Lil Wayne & The-Dream

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これはクラブでかかったら1番か2番かぐらいにうれしい曲です。それにTy Dollaを嫌いな人っていなくないですか? 今回のプレイリストはどっちかっていうと、夕方から夜をイメージして選曲しました。この曲はその中でも中心になるようなアンセムかなと。Ty Dollaももちろんですが、Lil Wayne(リル・ウェイン)のバースがハンパじゃない。これは中盤ぐらいでかかってほしいです。

2. JMSN - "Be a Man"

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ブロック・パーティーはいろんな人が来るはずなので、こういう曲がツボな人もいるんじゃないかなと思って選びました。知らなくても声で一気に惹かれると思うし、こういう曲がひとつあれば違った感じでも楽しめるのかなって。ちょっと変化球で選んでみました。

3. Pablo Blasta & haqu - "everyday everynight Remix ft. TOYCOIN & Taeyoung Boy"

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自分が参加した曲も入れとこうかなと。自分の曲の中だと、ブロック・パーティーでかけたい曲があんまり浮かばなかったんですけど、この曲はアンセム感が強いので後半に持ってきたらいいかも。最初のバースがTOY(COIN)で韓国語と英語、日本語を混ぜてラップしてるので、それも「何この曲?」みたいになると思う。あとは僕を知るキッカケになってくれれば。haquっていうトラックメーカーとPab兄(Pablo Blasta)と、あともう一人のトラックメーカーと4人でメシ食ってる時に、このトラックにPab兄が少しラップを乗せてたんですよ。そのぐらいしか入れて無い段階だったので、「フィーチャリングで入りたいっす」って言ったらいいねって言ってくれて。そこから一旦先にPab兄だけで出すから、リミックスで僕と誰か入れてMV撮ろうかって話になったんです。TOYもその少し前に知り合ってて、いっしょにやってみたら見事にハマって。最初にTOYからバースが届いた時、こっちからなんも言ってないのに日本語を交ぜてたんですよ。それがめちゃめちゃ良くて、すげー感動しました。

Taeyoung Boyによる「ブロック・パーティー」をテーマにしたプレイリスト全曲と、それについてのインタビュー本編はこちらから。

Info

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イベントタイトル:ZIMA BLOCK PARTY

開催日:2018年5月29日(火)

開催時間:OPEN・START 19:00 / CLOSE 22:00

チケット情報:当日券のみ 1,000円(税込)

チケット特典: ZIMA 1本(ボトル)/ PIZZA SLICE 1枚

出演:kZm(YENTOWN)/ あっこゴリラ / JABBA DA FOOTBALL CLUB / Taeyoung Boy

DJ:DJ REN

HOST:SIMON

主催:ZIMA

協力:PIZZA SLICE 2

企画制作:株式会社テレビ朝日ミュージック / Qetic株式会社

お問い合わせ先: zima.qetic@gmail.com

URL:https://zima.jp/feature/blockparty/

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