Travis ScottがA$AP Rockyをパクっていると主張するFunkmaster FlexをPeter Rosenbergが「フェイクビーフ」を作り出していると非難

MUSIC  2018.04.04  FNMNL編集部

昨日、ベテランDJのFunkmaster Flexが、Travis ScottがA$AP Rockyのスタイルをパクっていると主張したというニュースを伝えた。

実際Flexが名前をあげた2人のラッパーにこれまで諍いがあったというかというと、そうではないのが実情で、なぜ突然Flexが2人についての問題を取り上げたのか、戸惑いがある人も多いかと思われる。

NYのラジオ局Hot 97のPeter Rosenbergがこの件はFlexがつくりあげたフェイクビーフだと非難している。

RosenbergはYouTubeにアップされた動画で、Flexが自身のInstagramページを盛り上げるために、今のヒップホップシーンで偉大な2人のアーティストをわざと対立させており、Flexのやっていることはとてもつまらないことだと主張し、Flexは何も問題がなかった両者の間にわざと火種を作っており、とても理解できないと非難している。

動画に参加しているHot 97のEbroは、Rosenbergほどこの問題については怒っていないと述べ、「これは床屋談義で、Flexは彼の周囲にあるシーンで話題になるようにSNSにアップしたんだ。炎上とライクが欲しかったから?そうだろう。人々が今の俺たちみたいにこの話題で盛り上がるのを煽るためにやった?もちろんその意図もある。ただ彼が自家用車でこの両者について考えているかというと、それは絶対にない」とEbroは、Flexがヒップホップシーンや自身のSNSを盛り上げるためにやったことで、こうしたことは今のシーンでは日常茶飯事であり、Hot 97もこうした役割を担ってしまっているとも話している。

それに対してRosenbergは、これはFlexの問題であると繰り返し主張し、「Flexは過去10年間で自身がヒップホップシーンで行ったことを振り返る必要がある」と自重するように求めた。

FNMNLでもやはりラッパー同士のビーフの話題を取り上げるとSNSが盛り上がるし、日々の話題がほしいUSのラッパーたちにとってはリスクも大きいが、一気に有名になるチャンスでもある。しかしその効果を狙って、現在アメリカのシーンではプロモーション目当てのフェイクビーフも増えてきているようで、アトランタのラッパーYoung Scotterは楽曲"Dirty Game"の中で、今のシーンにはフェイクビーフが氾濫していると指摘している。

フェイクニュースの時代で言われる現代にとって、話題になればなんでもありという形でフェイクビーフが登場するのも仕方ないのかもしれないが、どのビーフがフェイクかを見破るのはかなり困難なことになりそうだ。

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