Nicki Minajが自分のヒップホップ業界での役割を語る

ヒップホップ雑誌『XXL』の20周年記念企画のインタビューシリーズにNicki Minajが登場。ヒップホップ界での自分の役割について語った。

間違いなく音楽業界の中でトップクラスに成功した女性アーティストであるNicki Minaj。ビルボードHOT100に最も多くのシングルがランクインした女性という記録も持っている。そんな34歳の彼女がインタビュー動画で改めて業界での自分の立ち位置を説明した。

「ヒップホップの中での私の役割はとてもユニークなもの。私が1枚目のアルバムをリリースした時、最後に女性のラップアルバムがプラチナアルバムになってから、かなりの時が経っていた。私が業界に入ったとき、知名度のある現役の女性ラッパーは存在しなかった。だから私の役割はポップカルチャーに女性ラッパーを再導入することだった」とNicki Minajは語る。

「ドープで影響力のある女性ラッパーは存在してたけど正当に評価されてなかった。私が出てきたときにちょうどビッグなビジネスが注目しはじめたから、私はそれに便乗してたくさんの仕事と契約できた」そして「女性ラッパーが商品を売れるってことを証明した」とスポンサーがつき、ヒップホップアーティストがコマーシャル的にも大きな影響力を持っていることについても述べた。

「私の一枚目のアルバムに、EminemやKanye Westが参加した。女性ラッパーのデビューアルバムでこれほど豪華なのはなかなかない。ビッグネームのアーティスト達が、私のことを一人のMCとしてリスペクトして対等に接してきた。また再び女性アーティストへのリスペクトを取り戻せたのは誇りに思う」と言及した。

XXL20周年記念のNicki Minaj動画インタビューはこちら

さらにXXLのウェブサイトで読めるインタビューでNicki Minajは尊敬するラッパーを聞かれ、Lil Wayne、Jay-Z、Foxy Brown、Eminemの名前を挙げた。地元NY出身のNasとSalt N' Pepaや、Lauryn Hill、 Ice Cube,、Snoop Dogg、 Eazy-E,、Slick Rick、The Notorious B.I.G、Tu-Pacなどのラッパーから影響を受けたと明かした。

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