神戸アートビレッジセンターで映像作家・松本俊夫の追悼上映が開催

兵庫の神戸アートビレッジセンターで『追悼 映像作家・松本俊夫特集上映』が開催される。

松本俊夫は、映像作家としての原点である前衛的なドキュメンタリー映画を撮る一方で、長編劇映画と並行 して実験映画を制作し、日本の代表的な実験映画作家の一人だ。

この特集上映では2017年4月に逝去した松本の作品を特集上映し、劇映画、実験映画、ビデオ・アートなど、領域を横断する活動を振り 返るとともに、その魅力を後世に広く伝えることを目的にしている。

松本俊夫
ⒸToshio Matsumoto
松本俊夫
ⒸToshio Matsumoto

上映されるのは松本俊夫監督の劇場用長編第 1 作であり、ピーター(池畑慎之介)のデビュー作でもある『薔薇の葬列』、「実写映画化は不可能」と言われた日本文学史に残る奇書『ドグラ・マグラ』(1935 年刊行 ) を斬新な映像美 で見事、映画化した大傑作『ドグラ・マグラ』の劇映画2作品に加えて、実験映画10作品。

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『薔薇の葬列』(c) 1969 Matsumoto Production
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『薔薇の葬列』(c) 1969 Matsumoto Production
どぐら
『ドグラ・マグラ』 Ⓒ1988 KATSUJIN DO CINEMA

上映期間中には、川村健一郎(立命館大学教授)をお招きしてのトークショーも開催予定だ。

Info

「追悼 映像作家・松本俊夫特集上映」

上映期間:2017 年8月3日(木)~5日(土)(3日間)

上映作品:

◎劇映画「薔薇の葬列」(1969/35mm フィルム)、「ドグラ・マグラ」(1988/35mm フィルム) ◎実験映画「銀輪」(1955)、「西陣」(1961)、「つぶれかかった右眼のために」(1968)、「メタスタシス= 新陳代謝」(1971)、「モナ・リザ」(1973)、「色即是空」(1975)、「アートマン」(1975)、「エニグマ=謎」

(1978)、「シフト=断層」(1982)、「エングラム=記憶痕跡」(1987)

関連企画:トークショー「松本俊夫:「映像」の変革」
ゲスト:川村健一郎氏(立命館大学教授))
デビュー作『銀輪』(1956年)から第一評論集『映像の発見』(1963年)の刊行までを中心に、制作と理論の関わりに注目しながら、松本俊夫の映像実践を概説する。

入場料:一般 1300 円 学生・シニア・かぶっクラブ 1100 円 ※特集上映を観た人はトーク無料。 トークのみ参加の場合は 500 円

https://www.kavc.or.jp

作品紹介ページ(https://www.kavc.or.jp/cinema/942/

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