月間韓国音楽2017年5月編 Selected by stttr & DJ DJ機器

FEATURED  2017.06.06  FNMNL編集部

独自な進化を遂げているK-Popシーンは日本でも人気が衰えることなく、もはやブームというよりは、完全に定着。

ただ毎月膨大にリリースされるK-Popをはじめヒップホップ、R&B、ダンスミュージックと韓国の音楽から良い曲をセレクトするのは、意外と難しい作業のはず。

そんな悩みを解決するため、2人の韓国音楽愛好家が毎月のおすすめ曲を紹介するコーナーが、先月からスタート。

今月もセレクトしてくれるのは、新旧韓国音楽のディガーとして度々韓国も訪れVincent Radioでもミックスを披露しているstttrと、正体不明、国籍も謎のDJ DJ機器の2人だ。

stttrの2017年5月オススメ曲

1. Hitchhiker X 태용 (TAEYONG) - "AROUND"

 

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Hitchhikerは96年にJinu名義でデビュー、バンドRoller Coasterのメンバー時代を経て今のHitchhiker名義になったプロデューサーです。彼が手がけたBrown Eyed Girls - "Abracadabra"(2009)、少女時代 - "Show! Show! Show!"(2010)、f(x) - "Pinocchio (Danger)"(2011)などは当時K-Popで主流だったエレクトロ路線の代表的な曲。個人的にはさらにダンス志向でクールなIvy - "Adios"やお洒落ハウスのオム・ジョンファ - "UNION OF THE SNAKE"なども大好きです。このように、プロデューサーとして長年にわたり能力を発揮してきたHitchhikerが、ついに本人名義で作家性を爆発させて世界を驚かせたのが2014年の"11(ELEVEN)"でした。ちなみにビデオもHitchhiker本人が、一から勉強して制作しているということで物凄いバイタリティです。

 

2. Jazzyfact - "하루종일"

 

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ラッパーBeenzinoとプロデューサーShimmy TwiceによるユニットJazzyfactがEPを発表しました。サンプリング主体の音作りで知られるJazzyfact、今作のリード曲"하루종일"(一日中)のMVにはバンドが登場しているので生楽器なのかと思いきや実は杏里 - "Last Summer Whisper"のモロ使い!2010年に出た前のアルバムがジャズやソウルをサンプリングしたいわゆるジャジーヒップホップだったのに対し、今作はEP全体のサンプル元の傾向がかなり変わっているようで興味深いです。Beenzinoは今作のリリース後すぐに兵役で入隊したので、Jazzyfactの活動も二年間はお休み。次の展開を気長に待ちましょう。

3. yaeji - "passionfruit" (dj remix)

 

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88risingでもフィーチャーされているYaejiがDrakeのPassionfruitをリメイクしました。Yaejiはニューヨークとソウルを拠点とする韓国系アメリカ人のアーティスト。この曲はBoiler Room出演のためLAに滞在してる間に作ったとか。柔らかな質感のハウスでいつまでも聴いていたくなります。EPも発表されたばかりでSoundcloudで試聴可能。

stttr

stttr

プロフィール

DJ。新旧韓国音楽。
韓国や日本など東アジア各国のポップミュージックを比較研究しています。

https://soundcloud.com/stttr

https://twitter.com/stttr

DJ DJ機器の2017年5月オススメ曲

総評

今月は大統領選があり、後半にたくさんの曲がリリースされた。私はSistarの解散が大変悲しいと感じます。非常に残念に思います。 KCON JAPANも開催され、多くのアーティストが幕張を訪れ、 私も2日間連続参加しました。 下記以外にもseventeenTwice、Eluphant、ASTRO、Jazzyfactのリリースがよい。Twiceは6月28日に日本デビューする。去年のKCONでのMEET & GREETはとても幸せだった(ジョンヨンのサインを貰ったのだ!)。

1. Loco(로꼬) - "Too Much(지나쳐) (Feat. DEAN)"

 

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Show Me The Moneyの最初の優勝者(もう古いか)Locoの新しいアルバム『BLEACHED』から、DEANを客演に迎えた曲を紹介する。プロデュースはJay Park率いるAOMGでの現レーベルメイト、更に大学のサークルの先輩でもあるGray。シンプルなオケから、ビートが半分になってきて808のハイハットが入り、ぶち上がりがありました。アルバムには、レーベル名「A.O.M.G」の言葉遊びである曲があったのがよい。ゲストパフォーマンスのCrush、Cha Cha Malone、もうすぐアルバムが発表されるSik-K、Hoody、DPR LIVE、SUMINは非常に豪華です。そしてDEANは、The InternetのSydが客演の曲"love"も5月にリリースされた。世界はどうなっているのか…。

2. LOOΠΔ / Kim Lip (이달의 소녀/김립) - "Eclipse"

 

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이달의 소녀(今月の少女:イダレソニョ)、別名LOOΠΔの6人目(7人目のメンバーの名前JinSoulは発表されているがビジュアルは公開されません)のメンバーであるKim Lipが発表された素晴らしい歌と一緒に。LOOΠΔはBlockBerryCreativeが進めている新人ガールズグループプロジェクト。今月の少女という名前が示すように、毎月新しいメンバーがソロ・ソングで発表され、1年をかけて12人を発表する予算も時間もかかるプロジェクトである。予算はどこから来ていますか…。羨ましい…。
作曲はDaniel "Obi" Kleinです。 Super Juniorの"Sexy、Free&Single"、Taeminのソロソング "ACE"などに取り組んでいるSMエンターテイメントの周りにいる人のようだ。
MVは個人的に今までカラフルなイメージを持っていたDigipediが赤をベースにして制作したクールなビデオである。LOOΠΔはHaSeulの"소년, 소녀 (Let Me In)"(私はこの曲を聴き、『SHIINA Ringo - "茎(STEM)"』を思い出すことをした)、HeeJinの"ViViD"、YeoJinの"키스는 다음에 (Kiss Later) " など、歌とビデオはそれぞれ非常に素晴らしい仕上がりです。私は毎月楽しみにしています。ぜひ聴いて下さい。

3. Baek A Yeon - "Sweet lies (Feat. The Barberettes)"

 

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5月の女王(広瀬香美のような表現ですが…)ことBaek A Yeonが3rdミニアルバム『Bittersweet』でカムバックした。ティーザーも共に素晴らしかったが、ミニアルバム自体も完璧だった。動画付きが活動曲のみなので、印象的な歌詞のこちらを。日本語字幕が公式で付いているので読むことができる。3曲目の"Jealousy"では、オーディション番組「K-POPスター」で競い合い、JYPでも同期のJimin Park(15&)がゲストとして参加した。第4曲"Magic Girl"は、90年代J-POPのような軽やかさがある曲で自分のお気に入りである。

番外編 A.C.E(에이스) - "선인장(CACTUS)"

 

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「A.C.E」は「Adventure Calling Emotions」の略である新人アイドルです。この曲はなんですか…。自由が多すぎるようです…。サビの終わりからGABBA KICKが入ってくるところでひっくり返った。パフォーマンス時の服装を見ると、こちらを思い出します…。

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