ちゃんみな『未成年』リリースインタビュー | 私は音楽がなかったらどうなってるんだろう

高校生ラップ選手権で注目を集めた、ちゃんみながデビューアルバム『未成年』をリリースした。わずか1歳半で歌手を目指していたという、ちゃんみなは高校生の間にメジャーデビューするという目標を掲げ、それを見事に達成した。

ラッパーとして見られることの多い、ちゃんみなのデビュー作ではもちろんハードなラップチューンなども聴くことができるが、その内容はダンスチューンから元々は苦手だったという歌を聴かせるバラードなどバラエティーに富んだものになっている。

ずっと音楽についてだけ考えてきたというちゃんみなに、アルバムについてそして意外な悩みなどを聞いた。

取材・構成 : 和田哲郎

- アルバムリリースおめでとうございます。まず10代のうちにアルバムをリリースしたかったのはなぜですか?

ちゃんみな - 私の中で高校生のうちにメジャーデビューするという目標がずっとあったからですね。1歳半くらいから歌手になりたいと思っていて、明確にそれが目標になったのは小6くらいです。特別な出来事があったわけではなくて、その時に気持ちが盛り上がったんだと思います。

- 曲を聴かせてもらって、大人なテイストの曲だったり、まだ子供的な部分を感じる曲だったり、大人と子供の中間という印象を受けたんですが、全体的なテーマは設けましたか?

ちゃんみな - 全体的なテーマって聞かれるんですけど、実はなくて1曲ずつに個別のテーマがしっかりあって、だからしっちゃかめっちゃかなアルバムではあるんですけど(笑)。"Lady"とかはまさに大人でも子供でもない、18歳だからこそ書ける内容だったりとか、"未成年 Feat. めっし"もそうだったり、今を大事にしたかったので、まさに今って曲ばかりになってます。

 

- デビュー作とはいえ、初々しいものというよりは、挑発的なリリックの曲もあるし、トラックもバラエティーに富んでいて、すごい完成度が高いものになってますよね。

ちゃんみな - ありがたいです。それはプロデューサーの皆さん含めスタッフの方が頑張ってもらえたからかなと思ってます。でも私自身は他のアーティストのデビューアルバムとかをあんまり聞いたことがなくて、だからどういう基準のものになってるかはわからないですね。

- Twitterで私がやりたいのはラップじゃないというツイートをしていた通り、楽曲の幅も広いですよね。

ちゃんみな - とりあえず私はいろんな音楽を聴くんですよ。ツイートの通りでいろんな音楽をやりたいと自分でも思ってるので、その時にやりたい音楽をやったという感じなんですよ。それをバランス良く配置したくらいですね。そのツイートをした理由は、「これヒップホップじゃなくない?」とか、「あいつヒップホップじゃねえよな」とか言われてたんですよ。ヒップホップってなん何なの、ジャンルにとらわれるのカッコ悪いなと思って、ツイートしたんですよ。だから正直あんまりジャンルとかは考えてないです。メジャーだからポップになったんじゃないって思われる曲もあれば、メジャーなのにポップじゃないねって思う曲もあるし、「何がしたいの?」と思われると思います(笑)ラップしたいの?歌いたいの?みたいな。まあでも全部が全部私なので、型にハメないでほしいですね。

- いろいろ言われてヒップホップシーンは窮屈だなという感じはありますか?

ちゃんみな - でもヒップホップシーンにいたつもりはないですし、ストリートも通ってないので。窮屈とは感じたことないですね。でも日本自体が窮屈かなとは思います。メジャーになってくると言葉の制限もあるし。かといって世界でやるには、まだ広すぎるし。

- でも韓国で活動したいんですよね、韓国のファンからはリアクションがあったりしますか?

ちゃんみな - 韓国で活動したいというのは、ずっとありますね。韓国のラッパーの友達から明洞のアクセサリーショップで私の曲が流れてたって聞きましたね。ヤバくないですか?日本でも私のファンの子達ってK-Pop好きな子が多くて、SNSのプロフィールの名前がハングルだったり。そういう子達に好かれてることは私にとってプラスになると思いますし、韓国にもファンは何人かいてくれるので、もうちょっと頑張りたいなと思います。いろんな方向でやりつつ、そこも推せたらなと思ってます。

- 韓国の音楽の魅力ってどういうところに感じますか?

ちゃんみな - 多分韓国の音楽はルーツがアメリカの曲だと思うんですよ。最新ヒットから引いてきていて。そうなると韓国もUSのパクリだとか言われちゃうじゃないですか。でもルーツがあっても韓国はK-Popってジャンルになるじゃないですか。やっぱりそれってオリジナル性があるからだし、K-Popって華やかじゃないですか、展開とかも多いし。アイドルの曲なのにクオリティーが高すぎてビックリするというか。そのことに私は小学校の頃から衝撃を受けてました。アメリカの音楽を聴くようになったのは最近で、韓国の曲以外はほとんど聴いてなかったです。韓国のアーティストで影響を受けたのはやっぱりBIGBANGですね。

- ラッパーにもあんまり影響を受けていないし、実際シーンにいるという意識もないのに、ラップというスタイルをやってみようと思ったのはなぜですか?

ちゃんみな - ラップってものをやろうとしてやったわけじゃなくて、気づいたらラップしてたって感じなんですね。歌の延長線だと思ってて、早くてメロディーが動くような歌だと思ってたんですよ。だからヒップホップとかには影響を受けてなかったんです。ラッパーがアカペラでフリースタイルをしても、すげーってなるくらいで、本当にやべえじゃんってなるのは、マイケル・ジャクソンさんの素晴らしいステージとか、スーザン・ボイルさんの素晴らしい歌声とかのほうがなります。そっちのほうが全然くらうし、未だにラップでくらったことは、あまりなくて。でもラップをやろうとしたきっかけは自分のラップにくらったからだと思います。ははは(笑)私、ここまで出来るんだって、自分のラップにくらったんだと思います。初めてラップをしたのは覚えてないけど、中1くらいじゃないですか。それがラップだと知って、自分でくらったのは高一ですね。「私、これ上手くね?」って。

 

- ラップのほうが歌より言いたいことを言いやすいということではないんですね。

ちゃんみな - 単純にラップってかっこいいじゃないですか。もちろん言葉を伝えるのは大事ですけど、メロディーとか聴いててかっこいいって思うものって大事じゃないですか。人がどう思うかとかじゃなくて、私がかっこいいと思ったら、同じものをかっこいいっていう人はいるはずだし、私がかっこいいって思わなきゃダメなんだなって思ってたら、ラップに行き着きましたね。

- でもそのメンタリティーって、すごいラッパーぽいですよね。

ちゃんみな - そうかもしれないですね。自分よりラップのフロウが上手い人に出会ったことないんですよ。

- ははは。特に練習とかもしてないんですよね?

ちゃんみな - あまり練習はしていないですね!どちらかというと私は歌とか作曲とかのほうが練習は必要だと思いますけどね。

- それくらい自然にできちゃうんですね。

ちゃんみな - そんなに追求するものではないと思います、センスが必要だと思います。上手くなろうと思って練習して、上手くはなると思いますけど、練習してかっこよくなるものではないと思います。

- ちゃんみなさん自身は、歌が苦手だったというのを読んだのですが。

ちゃんみな - 本当です、1歳半からピアノをやり始めて、いろんな楽器に触れてバレエとかもやって、歌だけはノータッチだったんですよ。なんで私は歌手になりたいのに歌をやらせてくれないんだろと思って。でも歌は大好きだったんで、先生とかに見てもらっても「歌は諦めたほうがいいよ」って言われるくらい音痴だったし、音感もつかめてなかったし、高い声も低い声も出ないし、最悪じゃんって思ってたんですけど。歌は練習したら絶対に上手くなるんですよね。だからすごく練習しました。でも私がシンガー志望でラップをやらなかったら、デビューは出来なかったと思います。歌が私より上手い人なんて何千といるし、そこで何が人と違うかっていうのが問題なんで。私がデビューできたのはラップがあったからだと思います。

- なるほど。でもアルバムは本当にバランスがいいですよね。歌とラップのバリエーションもいろいろチャレンジしてるじゃないですか。

ちゃんみな - 本当ですか、ありがたいです。いつもすごい怒られるんですよ、詰め込みすぎとか、いつも予算オーバーは当たり前なので(笑)

- 音楽以外の趣味とかも詰め込んじゃいますか?

ちゃんみな - 私、本当に趣味がないんですよ。最近の子達に注意したいんですけど、小さい頃から音楽しかやっていないと本当に音楽しかなくなりますよ。夢を叶えたいと思って、ずっとやってきたことが習慣になって、趣味になって特技になっていくじゃないですか。私は昔から趣味は歌です、特技はダンスですとか全部音楽にまつわることで、今音楽が仕事になって趣味はなんですか?って聞かれると答えられないんですよ。音楽以外何にもない人間ですよ。

- ははは。それを続けられるのもすごいですよね。

ちゃんみな - いや、ほんとですよね。びっくりしてます。私は音楽がなかったらどうなってるんだろうって、すごい思います。

- 中学の時は少し荒れてたんですよね、その時も音楽への気持ちは変わらなかったんですか?

ちゃんみな - 基本的に変わらなかったですね。ずっと楽器と歌はやってきてたので。荒れてた時代が他の趣味が唯一あった時代かなって感じですね。でも今は休みの日に、何したらいいのかわからないんですよ、困ってて。中学の時にいた友達とは、高校入って本気出したあたりから関わらなくなって、携帯も変えて心機一転しようと思って。

- めちゃめちゃストイックですね。

ちゃんみな - そうなんですよ、それをやったから友達もいないし本当に何をしたらいいのかわからないんですよ。ずっと音楽しかしてないです。

- でもアルバムでも友達について歌ってる曲はありますよね。

ちゃんみな - あ、それは今の親友のめっしですね。めっしも変わってて、友達がいないんで。最近はあんまり会えてないですね、お互い忙しくて。

 

- どうやって仲良くなったんですか?

ちゃんみな - 高校で出会って、最初は仲悪かったんですよ。高校に元ヤンチームとギャルチームが分かれてて、ギャルチームは高校デビューって感じだったんですよ。私はやることは中学のときに全部やってきて、落ち着こうぜって感じで。めっしはギャル側で、最初は「何なの?あの高校デビュー」って感じで仲は悪かったですね。私は最初は相手にもしてなくて、嫌いとかでもなかったんですよ。私の高校はちょっと特殊で音楽寄りの学校でサマーライブっていうのがあるんですよ。私はボーカルコースだったんで、歌を唄うことになっていて、めっしはダンスをやってたんですよ。ある日サマーライブのときにバックダンサーをつけたいと思って、それで声かけたんですよ。その時何回か練習していくうちに、すごい共通点がみつかって。夢に対する思いとか、本気でやりたかったりとか。高校にはあんまり本気でやりたい子がいなかったんですよ。

- 一緒に曲をやろうと思ったのは?めっしさんはダンサーだったんですよね。

ちゃんみな - 急にあいつが歌いたいって言い出して。ずっとボーカルとダンサーって関係でやってたんですよ。その前は私はもう一人別のボーカルの子と、ボーカル&ラップチームって感じでやってたんですけど、解散することになって。それでどうしようかなって思ってたら、めっしが「実は私歌って踊れる人になりたかったんだ」って言ってきて。でもそれはなんとなく知ってたから、「歌えばいいじゃん、なんで歌わないの?」って言ったら、「でも、みなを見てるからさ」って言われて、「いやいやいや、歌えよ」って感じで一緒にやったんですよ。それで私が曲を書いて、"未成年 Feat. めっし"ができました。

- そうだったんですね、でもあの曲もキャラ立ちもはっきりしてるじゃないですか。

ちゃんみな - そうですね、私がめっしの部分も全部書いたんですよ。実際ああいう歌詞の子なんで、歌詞をみせたら「わかるぅ」って言ってくれたから、じゃあいいじゃんって感じでやってもらって。他人に対して書くほうが気楽に書けますね、その人のキャラが客観視できるから。めっしの曲も結構手伝ってるんですよ。自分の曲のほうが慎重っていうか、自分のことを客観視するのって難しいじゃないですか。

- でも自分の曲にしても結構客観視して、自分のことを歌ってる感じがしますよね。

ちゃんみな - そうかもしれないです、主観100%みたいな歌詞は嫌いなので。というかまだそういうことを言えないし、いつか悟ったら言いたいですけど。18歳が「人生はこうで、こういうことがあるんだよ」みたいなことを言ってても、説得力ないでしょっていうか、まだそこまで言えるほどの経験はしてないから。

- 今回レーベルに入ってリリースするのと、1人で全部やるのとどっちがやりやすかったですか?

ちゃんみな - 両方いい悪いあると思うんですけど、1人で全部やるときは、神様が降りてこないとダメなんですよ。人とやることによって、そこに神様がいるから。どっちかが降りてこなくても、どっちかに来たらいいので、負担はあんまりないですよね。

- じゃあ1人でやってた時は、辛い時もあった?

ちゃんみな - でもそれが意外とスラスラ書けてましたね。降りっぱなしというか。今はどっかいっちゃいましたけど、落ち着いたら来るかなって。曲を作らないといけないって状態になりたくないんですよ。できるだけ作りたいって思いたい。

- でも普段音楽のことしか考えてないんですよね。

ちゃんみな - 病気ですよね、ほんとに病気だと思う。私は音楽のことしか考えてなくて、音楽中心に世界が回ってるんですよ。そうやって言うと、「素晴らしいね」って言う人が多いんですけど、もし数学のことしか考えてない人って想定したら、私は頭おかしいって思っちゃいますからね。

- いやでもそういう人はいますからね。

ちゃんみな - でも変わった人だなって思いますよね。それと一緒で私も変わってるんですよ、音楽にここまで洗脳されてると。ウケますよね、多分これは病気です。

- でも治療しようとも思ってないですよね。

ちゃんみな - 思わないですけど、治療できるならしたいですけどね。中身がない人間になりたいと思っていて。そっちのほうが傷つくこともないし、楽なんじゃないかなって。今はいちいち意味を求めてて、裏切られたりとか期待はずれだったりとかがあったり、人は思ったほど考えてないんだって気付いたりとか。病んでるんですかね。すごいところに来ちゃったなって。地球ってすごいなって。

- 結構それって疲れませんか?そういう時に趣味でストレス発散とかがあるわけじゃないですか。

ちゃんみな - そうなんですよ、それがないんですよ。ずっと趣味だった音楽が仕事になって、何したらいいかわからないんですよ、それが一番の悩みですね。

- 何したらいいかわからない時の心境を曲にしたりするんですか?

ちゃんみな - 曲は常に作ってるので、モチベーションは関係ないんですよ。ずっと頭の中で曲は作ってるし、最近携帯にガレージバンドが入ってるので、空いてる時間に作ってて。だから常に携帯の充電はないし、終わってますよね。趣味をください、趣味を。それ以外は何もいらないです。

- でもアルバムもリリースされてツアーとかも回ったりするじゃないですか。

ちゃんみな - 最近はワンマンライブの構成を考えるのが楽しくて、結局仕事なんですよ。

- 尊敬してるマイケル・ジャクソンも気を病んだりしてたじゃないですか、そうならないように気をつけてください。

ちゃんみな - ほんとそうですよね。誰が見ても心配になると思うんですけど、私は依存するものもないので。人間嫌いだし。だから最近犬を飼おうと思ってるんですけど、犬アレルギーなんですよ。全部閉ざされてるんですよ、どうしよう。

- 音楽に集中するには最高のパーソナリティーですけどね。

ちゃんみな - でもずっと集中してみてくださいよ。曲のストックもめちゃくちゃたくさんあって、何かメロディーが流れたらすぐに歌詞をハメられるくらいのストックはありますね。座って立つだけでも、曲のイメージができますからね。それくらいのペースでできますね。

- じゃあ次に何をしたいとかも

ちゃんみな - 次のアルバムは私の頭の中ではできてます。次は本格派フィメールラッパーっていう座を取りに行こうかなって思ってます。ラップ多めかなって感じですね。

Info

ちゃんみな

ちゃんみな『未成年』

発売日:2017年3月8日  品番:VICL-64723  価格:2,300円(税別)

<収録曲>

  1. 未成年 Feat. めっし (NEW MIX)
  2. FXXKER
  3. BEST BOY FRIEND
  4. She's Gone
  5. LADY
  6. ナニモコワクナイ
  7. Princess (NEW MIX)
  8. Wonderland
  9. OVER
  10. UR like ME
  11. ダイキライFeat. ちゃんみな / TeddyLoid

Live Info

3/27に開催されるちゃんみな 1st Live未成年~To be QueeN~ がLINE LIVEで生放送されることが決定した。
情報は以下

ちゃんみな 1st Live未成年~To be QueeN~
日程:3月27日(月)/配信時間:19:30~
番組URL:
https://live.line.me/channels/24/upcoming/1691373 (LINE LIVE LINE MUSIC アカウント)
https://live.line.me/channels/520/upcoming/1865973 (LINE LIVE ビクターエンタテインメント アカウント)

ちゃんみな 1st Live 未成年〜To be QueeN〜

日程:2017年3月27日(月)

時間:開場:19:00/開演:19:30

場所:代官山UNIT

前売:税込3,500円(税込・オールスタンディング)

※別途ドリンク代500円

※U-18割:当日、年齢が証明できる公的書類持参で500円キャッシュバック

[問]代官山UNIT 03-5459-8630

チケット先行抽選受付2/1〜

http://www.chanmina.com

【オフィシャルサイト】

http://www.chanmina.com

【Twitter】

@chanmina1014(https://twitter.com/chanmina1014

【Instagram】

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【Facebook】

https://www.facebook.com/chanmina.official/

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