Discogsがローンチした音楽機材のデータベースサイトGearogsで4月から楽器の売買ができるように

2000年、オレゴン州ポートランドで、一人の音楽好きなプログラマーが、エレクトロニック・ミュージック好きな仲間のための音楽情報サイト「Discogs」をスタートさせた。Discogsは歴史上リリースされた音楽情報が検索できる、ユーザー投稿型の巨大なデータベースだ。

昨年そのDiscogsは音楽機材、マンガ、映画についてのデータベースサイトをローンチしたが、CEOのケヴィン・レヴァンドフスキーはThumpのインタビューで音楽機材のデータベースサイトGearogsがマーケットプレイスとして4月から利用できるようになることを明らかにした。

ケヴィン・レヴァンドフスキーはDiscogsで蓄えたデータベースなどのコンセプトをさまざまなものに展開できないかと考えてきた。音楽機材は一番Discogsのジャンルに近いからまずGearogsからはじめるのが良いと思ったそうだ。

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Gearogsはすでに音楽機材のデータベースサイトとしてローンチしており、現在では 1万以上の音楽機材がデータベースに登録されている。

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Gearogsにアクセスし、アカウントを作成し、その日を待とう。

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