Joey Badassがニューアルバム『All Amerikkkan Bada$$』の内容が理由でブラックリストに入る可能性があると明かす

4/7にニューアルバム『All Amerikkkan Bada$$』をリリースする予定のJoey Bada$$がBeats 1のPharrellの番組『OTHERtone』に出演、アルバムの内容について興味深い話をしている。

JoeyはPharrellから、アルバムの目的はなんだと聞かれた際に「おれはアルバムの内容が原因でブラックリストに入れられるかもしれない」と回答、Pharrellがその理由を聞くと、「これはディープなんだ、おれがアルバムで語っていることは、これまでにラッパーが曲で言ってないようなことなんだ。おれはアルバムでもっと議論されるべきトピックを入れてるんだ」と説明した。

アルバムタイトルなどから察するに『All Amerikkkan Bada$$』でJoeyはトランプ政権下のことや、警察の暴力について語っていると思われる。Joeyは「おれの中に今あるすべての感情を入れたよ、おれの内面が詰め込まれている。若いアーティストとして、おれはおれ自身が語れることを語る責任があると思う」と語った。

『All Amerikkkan Bada$$』は現在iTunesなどで予約を受け付け中だ。

 

RELATED

【オフィシャルライブレポート】Joey Bada$$ | 成熟したラップを堪能できた一夜

NYブルックリンのヒップホップ・コレクティブ「Pro Era」を率いるカリスマ・ラッパー=Joey Bada$$の来日公演が9月1日(金)にEXシアター六本木で開催された。

Joey Bada$$が故Nipsey Hussleについて「生きている内にもっと評価するべきだった」と語る

先日亡くなったNipsey Hussleについて多くのアーティストが追悼などのリアクションを見せているここ数日。そんな中、Joey Bada$$がNipsey Hussleの評価のされ方について持論を述べている。

Joey Bada$$がドキュメンタリーの中で「俺はNYのキングじゃない、時代のキングだ」とラップする新曲をプレビュー

Joey Bada$$のドキュメンタリーシリーズ『The Life I Live』のエピソード1が昨日公開された。その中で、Joey Bada$$が未発表曲のレコードィングの様子を公開している。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。