2000年代以降のECDの作品を2枚組にまとめたベスト盤『21世紀のECD』

日本のヒップホップ黎明期より活動を開始、今なおそのスタイルを更新し続けているECDの2000年代以降の作品を2枚組にまとめたベスト盤『21世紀のECD』が3/2にリリースされる。

ECDは1990年代から数々のクラシックを世に送り出し、伝説的なイベントさんピンCAMPをプロデュース、2000年代に入ってからはメジャーデビュー10周年の記念盤 『MASTER』 をリリースするも、コピーコントロールCDをめぐる問題を機にメジャー契約を解消。

その後2003年のアルバム『失点 in the Park』から今日に至るまで、自主制作で精力的なリリースを続け、2012年作『Don’t worry be daddy』以降は盟友illicit tsuboiと共に4枚のアルバムを制作。

ヒップホップという枠を飛び越え、パンクやハードコアなどオルタナティブなシーンともクロスオーバーした、アーティストとして独自の場所を築き上げている。

『21世紀のECD』は2000年代、2010年代を区切りに2つのディスクにコンパイルし豪華2枚組としてパッケージングした、ECDの21世紀の足跡を辿る永久保存作だ。

 

「今聴いても古さを感じさせない」それは最高の褒め言葉だ。
しかし僕は前作を古いものにするために新作を作り続けてきた。
つまり、この「21世紀のECD」と題されたベスト盤のようなものはいわばECDの地層である。
収録されている曲のひとつひとつは化石だ。ECDの化石を聴いてくれ。
―――― ECD

 

Info

ECD - 『21世紀のECD』

DISC1 - 2000年代ベスト
1. DIAL Q-EST - TSUTCHIE ft. ECD (From 『THANKS FOR LISTENING』)
2. Freeze Dry (From 『失点 in the park』)
3. DJ は期待を裏切らない (From 『失点 in the park』)
4. MIZO (From 『FINAL JUNKY』)
5. 東京を戦場に (From 『FINAL JUNKY』)
6. CD (From 『FINAL JUNKY』)
7. A.C.I.D (From 『Crystal Voyager』)
8. E.C.D (From 『Crystal Voyager』)
9. セシオン - U.G.MAN with ECD (From 『SOME SECRET』)
10. FINAL JUNKY のテーマ (From 『FUN CLUB』)
11. In The Place To Be (From 『FUN CLUB』)
12. BORN TO スルー (From 『天国よりマシなパンの耳』)
13. 天国ROCK (From 『天国よりマシなパンの耳』)
14. Keep On and GO - マイクアキラ ft. ECD (From 『THE RAP IDOL』)

​ ​DISC2 - 2010年代ベスト
1. how's my rapping?  (From 『TEN YEARS AFTER』)
2. Time Slip (From 『TEN YEARS AFTER』)
3. Sight Seeing (From 『Don't worry be daddy』)
4. 想定外 - MINT & ECD (From 『BLACK SWAN』)
5. ラップごっこはこれでおしまい - soakubeats ft. ECD (From 『Never Pay 4 Music』)
6. 憧れのニューエラ 12inch version (From 『憧れのニューエラ / ラップごっこはこれでおしまい』)
7. エキスパンダー (From 『FJCD-015』)
8. Trouble Makker - RIKKI ft.ECD (From 『BLACKGATE』)
9. LUCKY MAN (for Fans & Relativities REMIX)(EXCLUSIVE)
1​​0. ただの直感 - GEBO ft. ECD (未発表曲)
11. 2030 - S/ & ECD (正式表記はSの上に/です。)(From 『T.R.E.A.M. presents ~田中面舞踏会サウンドトラック~ 「LIFE LOVES THE DISTANCE」』)
12. ECDECADE (From 『TEN YEARS AFTER』)

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