2016 Best Or Worst by Masayoshi Iimori

MUSIC  2016.12.11  FNMNL編集部

いよいよ2016年も残す所、12月を残すのみ。今年も様々な作品の話題や、トピック、ムーブメントが起きては過ぎ去り、慌ただしい日々を過ごしていたという人も多いはず。そんな2016年をFNMNLなりに振り返る企画「2016 Best or Worst』がスタート。様々なジャンルで活躍する方々に、今年の個人的なベストもしくはワースト、もしくは両方をあげてもらった。こちらはTREKKIE TRAXなどで活躍する1996年生まれのトラックメイカーMasayoshi Iimoriによる2016年のベスト。

2016ベストラップアルバム by Masayoshi Iimori

Denzel Curry - 『Imperial』

コメント

今年もDesiigner - "Panda"から始まり様々なラップアンセムが生まれましたが、メジャーなフロアヒットと言える一曲はなかったものの2016 XXL Freshmanにも選出されたDenzel Curryのアルバムが僕の2016ベストでした。彼の作品には「Ultimate(究極)」というキーワードが度々登場するのですが、このアルバムもタイトルにImperial(皇帝)という言葉が冠され、「自分が究極だ」というメッセージが全面に押し出されています。そして一曲目"ULT"は”This is the wrath of Aquarius(これはアクエリアスの怒りだ)"という一節から始まり、全篇を通してドラマチックなリリックが展開されます。Ronny J、FNZを中心としたプロデューサー陣による哀愁が漂うトラックも素晴らしく、主張しすぎず彼のラップにバッチリハマっていて、また5曲目に$UICIDEBOY$、6曲目にPromniteが参加しているのも特筆すべき事項です。同じ世代のLil Yachtyなどと比べるとまだ日本での知名度はありませんが、パーティーソングに偏りがちな現代のラップに新たな境地を開拓していくアーティストである事は間違いないので、今後の動向に注目です。

来年に向けての告知など

今年はBrodinski来日@VISION COUNTDOWNで締め、来年は出演も勿論ですが、それ以上にコンスタントにシングルリリースなどをしていきたいと考えていますので、チェック宜しくお願いします!

プロフィール

Masayoshi Iimori

Masayoshi Iimori

1996年生まれのトラックメイカー。
TRAPを中心としたトラックメイクが目に止まり、日本の気鋭ネットレーベルTREKKIE TRAXより2015年にデビューEP「Break It EP」をリリース。その後Bootlegを中心に様々な楽曲を制作し、Skrillex, Mija, Carnage, Anna Lunoe, Nina Las Vegas, UZ, Ookayなど世界の著名プロデューサーからサポートを受けているほか、「KAN TAKAHIKO - NRG (Masayoshi Iimori Remix)」きっかけにSkrillexが主宰する「OWSLA」のサブレーベル「NEST HQ」に日本人として初めてインタビューとMini Mixが掲載される事となった。またデビュー1年目にしてULTRA JAPAN 2015に出演や2015年12月には所属するTREKKIE TRAXがセルフプロデュースで行った全米ツアー4箇所6公演を大成功させるなど、その勢いはとどまることを知らない。他にもRedBull Thre3Style World ChampionであるShintaroとのコラボ曲「Shintaro & Masayoshi Iimori - Chopper」や「ナマコプリ - あったらいいなJAPAN(Masayoshi Iimori Remix)」、「Remo-Con - Don't Believe Da Hype(Masayoshi Iimori Remix)」などを手掛ける他、2016年2月にはNEST HQより「Masayoshi Iimori - WhirlWind」をリリースするなど、更に活躍が期待出来る。

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