CLがアメリカでの活動について語る。「私は物でもないし、人形でもない」

2NE1のメンバーで、先日アメリカでのデビューシングルをリリースしたばかりのCLがCNNのショート・ドキュメンタリーに登場。アメリカでの活動について語っている。

 

CLはアメリカでアジア人として活動していくにあたり、困難なことはアジア人の女の子という立場でしか見られないことだと語る。「私は自分の肌の色を考えたことはない、私が何かを生み出すときに、私は自分がアジア人だという事実は忘れている。でもアメリカの人々は私のことを、アジア人の女の子として見る。そのことで、この2年間はとても苦労した。私は物でもないし、人形じゃない」と、アジア人という枠の中で括られてしまうことと、闘ってきたことを告白した。

またCLは「最近では私のファンはインターネット上のキッズたちだから、世界中どこにでもいる。私は彼らにインスピレーションを与えた場合でも、彼らが私を嫌ってても、どちらでも幸せだわ。何かを嫌うのはとてもエネルギーがかかることだから、だから私はヘイターに感謝する」とSNS上でのヘイトに対しても、パワフルに乗り越えていることを話す。

さらにアメリカのオーディエンスに自分の音楽をより広めていきたいという決意も語る。「私はアメリカで自分の音楽を広めることに、たくさんのパワーを注いできたし、それが私がしたいことであり、やらなきゃいけないこと。それは私が何を表現していて、私が何者なのかというメッセージを、伝えることだと私は思う。それを私は正しい形でやりたい、だからとても時間がかかっているの」とCLは困難な道のりを自分らしく歩んでいく姿勢も示した。

またこの動画にはCLの盟友であるデザイナーのJeremy ScottとAlexander Wangも登場、ScottはCLについて、「おれは彼女のファンをチリでも、ブラジルでもヨーロッパ中でも見たよ。彼女は韓国やアジアのスターということでなくて、グローバルなスーパースターなんだ」とすでにグローバルな支持を集めている存在だとの認識を示した。

RELATED

【ミニインタビュー】Mischief | 韓国ウィメンズストリートブランドの先駆け

韓国のウィメンズストリートブランドの先駆けMischiefが4月に原宿・TOXGOで初のPOP UPを開催。POP UPではMischiefの新作をはじめ、VERDYによる"Girls Don't Cry"との限定アイテムも発売され、開店前には多くのファンが列をなした。

韓国で13年ぶりにレコードプレス工場が復活へ

世界的なレコードブームの後押しだろうか、韓国で13年ぶりにレコードプレス工場が復活することになった。

CLがBlack Eyed Peasの新ボーカルに抜擢との報道

昨年アメリカデビューを飾った元2NE1のCLがBlack Eyed Peasの新ボーカリストに抜擢されるとの報道が、韓国国内で流れている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。