伊藤桂司と佐藤ブライアン勝彦による初の2人展『Alligatoo Boogaloo アリガトーブーガルー』

CULTURE  2016.11.03
テイ・トウワ、木村カエラ、スチャダラパーなど、数々のミュージシャンのアートワークを手がける伊藤桂司と、元東京リズムキングスで現在国内外で活躍中の佐藤ブライアン勝彦による初の2人展『Alligatoo Boogaloo アリガトーブーガルー』が12/2から来年1/15まで東京・神田にあるTETOKAで開催されることになった。 

伊藤桂司
“Kundalini” © Keiji Ito, Sato Brian Katsuhiko

伊藤桂司はこれまでにSoftBank キャンペーンヴィジュアルやNHK 番組タイトル&セットデザイン、愛知万博 EXPO2005 世界公式ポスターなど、多くの広告、書籍、音楽関係のアートディレクションやグラフィックワ ーク、映像を手がけてきた。フォーマットを限定しない伊藤の作品は、多様な素材と表現手段を即興で組み合わせることにより、作品の場面にリズム、拍子、間、反復など音楽的な要素を浮き上がらせる。

佐藤ブライアン勝彦は1990年代前半から東京を拠点に、雑誌のイラストレ ーションを手がけてきた。2001年から仙台市に制作活動の拠点を置いてきた、佐藤に転機が訪れたのは、2011年の東北地方太平洋沖地震だ。佐藤は自身が営んでいたレストランを開放し、避難所に入れなかった人々に、食物や水、毛布を提供。見知らぬ約20名ととも に、不安な2週間を過ごした佐藤が一番印象に残っているのは、震災当日、停電の中に見た星空だったと言う。この経験から、自然への畏敬の念や、物の価値のうつろいを意識するようになった 佐藤は、震災とそれに伴う社会変化をきっかけに、それまでの明るいイラストタッチの作風から、社会 政治的な矛盾や葛藤を描き出す、現在の作風へと変化を遂げた。

これまで20年来の交流を続けてきた、伊藤桂司と佐藤ブライアン勝彦。年齢や出身などバックグラウンドの相違にも関わらず、2人の創作姿勢には「周囲のあらゆる情報をニュートラルに受け入れ、イメ ージのコラージュを行い、作品に投影する」という共通点がある。 2人はいずれも、様々な時代のアイコンや不特定多数のキャラクターをモチーフとして選び、それらを 重ね、削り、歪ませ、結合する=コラージュ作業を行うことで、現実と非日常が混在した作品を制作している。

伊藤桂司
© Keiji Ito, Sato Brian Katsuhiko
伊藤桂司
© Keiji Ito, Sato Brian Katsuhiko

 

本展では、二人の共通する手法である「コラージュ」を軸に、大小・新旧のコラボレーション作品と、 それぞれのソロ作品、合計約20点を発表予定だ。

伊藤桂司

伊藤桂司

初日の 12/2(金)は19時よりオープニング・レセプション行うほか、会期中は関連イベントを予定。会場では、展覧会をモチーフにした飲食メニューも用意されるという。<Info>

伊藤桂司 × 佐藤ブライアン勝彦 「Alligatoo Boogaloo アリガトーブーガルー」

会期:2016年12月2日(金)-2017年1月15日(日)

【オープニング・レセプション:12 月 2 日(金)19:00-21:00 作家来廊】

【新春餅つき大会:1 月 4 日(水)14:00】

参加費:500 円 /持ち物:お餅に合うもの 1 品 ※ お飲み物はTETOKAにてお買い求めください。

【クロージング・レセプション:1 月 15 日(金)18:00-21:00 作家来廊】

豪華ゲストを予定!/入場料:2000 円(1D付) ※ ご予約不要、先着順ご入場

営業時間:16:00-23:00(水曜日、年末年始 12 月 30 日-1 月 3 日休廊) 会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町 2-16 楽道庵1F)
Tel: 03-5577-5309
URL:http://tetoka.jp/

企画:Yu Murooka

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