ビル・マーレイが息子のレストランでバーテンダーとして勤務

CULTURE  2016.09.25  FNMNL編集部

9/16にNYのブルックリンビストロ21グリーンポイントにあるレストランRiver Styxがメニューと外観を一新し、再オープンした。それを記念してレストランの共同オーナー、Homer Murrayの父であり俳優でもあるビル・マーレイが1日バーテンダーとして勤務した模様がNY Timesに掲載されている。

 

記事によれば、『ゴーストバスターズ』やウェス・アンダーソン監督の諸作でも知られる名優目当てに、客の列は近くを流れるEast Riverまで並んでいた。そしてドアが押しつぶされるほどの群衆を集めた午後7:30前にはオープンしたのだが、当の主役の姿は7時からのシフトの予定がまだ姿をみせていなかった。

8:05、ようやく現れたビル・マーレイにはスマートフォンのフラッシュが注がれた。彼のバーカウンターとしての最初の仕事はまずバーの裏にあるシルべニアウォッカをグラスに注ぐことから始まった。至る所からあらゆるカクテルが大声で注文される中「Mezcalのロックで」と注文されたらビルは早々と注ぎ始め、他の客の注文に対しても、そして自分にも滞りなくテキーラショットを注いだ。

勤務中、ビルは"Disco Inferno"やStivie Wonderの"Higher Ground"、The Rolling Stonesの"Miss You"と"Street Fighting Man"をアカペラで披露した。

バーディレクターのSean Patrick McClureはまだ名前の決まっていないカクテルをBillに振る舞うと彼はちびちび飲み、目を閉じた。そして、McClureに向かって「このカクテルの名前を"The Depth-Finder”にしようと」新しいカクテルの名前をつけた。

客のオーダーとスマートフォンからのフラッシュが止まらない中、ビルは「年をとったおじいさんはあなたを賢い気分にさせてくれるだろう」と言って一人の客にバーボンを振る舞った。また一人のバーテンダーがカクテルを作っている時に、ビルはコップに入ったカクテルを飲みほし、一息ついてから「まだチップは0ドルだよ」とため息交じりに嘆く。

10時を回った頃、歌うのをやめたビルはバーの共同オーナーであり息子のHomerにお客の視線を向けて息子とその従業員に向かって思いの丈を述べた。

「Homerは私が最初に産んだ息子だ」「私は今回のことがとてもうれしくて、息子たちや娘たち、そして妻にも感謝している。また、僕の家業を継がなかったことにも」「その代わり、彼はお酒や料理を作り、仲間と一緒に仕事をすることを選んだ。つまり、自分でライフワークを作りだしたんだ」そう言うと大勢のお客から歓声が沸き上がった。

その後McClureがビルに感謝の言葉を述べた。「バーカウンターに立っているバーテンダーはただカクテルの作り方を知っているだけ、今日Billは一緒にみんなと楽しんでいたし、みんなとおしゃべりもしていた。彼はもうすでにバーテンダーだよ」と締めくくった。(野口耕一)

Via NY Times

MUSIC

FASHION

CULTURE