イギリスのはっちゃけすぎな音楽フェス?Boomtown Fairに行ってきた
Boomtown4日目。日曜日。最終日。今日も晴れ、暑い。天気のことばかり書いているが、イギリスでは必ず天気の話をする。イギリス人と絡む時はまず天気の話をすればだいたいOK。こちらはChina townにある大きなステージ、Bang hai palace。夜には花火や火を使ったど派手なショーもあったりと、なんというかとにかく派手なステージ。
ここは主にイギリスの若者に未だに人気のドラムンベースやジャングルがプレイされる。ドラムンベース的なリズムになった途端にぴょんぴょんと跳びはねはじめるので友人が「水を得た魚のようだ」と言っていたけどまさにそう。ピッチピチするのである。
シャワーを浴びてさて今日も楽しむかというところに、急に近くからなにやら太いベースがSoundsystemからきこえる。なんと最終日にテントから徒歩5分の場所に、新たなステージが設置されている。
しばらくダブをやっていたのでありがたくそこでダンスした後Hidden woodsの木陰でダブバンドをいくつか観て、まったりのんびり。Lion’s denへ行き、ジャマイカのレゲエバンド、Inner circleをみる。最終日の、青空、みんなのハッピーな空気にピッタリ。
ここからはちらほらと帰る人もいる。さすがに4日目、みんな疲れが…でて………いない。さすが、これまた酒飲みの国、イギリス。しっかし良く飲むなあと感心してしまう。しばらくのんびりと楽しんだ後、その日の夜はキャンプをせずに、わたくしも無事に帰路に着いたのであった。ちなみにこのステージでのトリはDamian Marley。Sector9のトリはDJ Hype B2B Hazard feat MCGQ 、Town CentreはParov Stelar、 Bang Hai PalaceではThe Upbeatsだった。
さて、Outlook Festivalのレポートでも書かれていたが、マスク!これが必須。砂埃は本当にはんぱない。まあここはイギリスなので、晴れていればの話。間違いなく、長靴とウォータープルーフのアウターは必要、あとは丘を上り下りする体力、砂の上で踊る脚力、どんなトイレにでも入れる勇気!トイレットペーパーはどこでも必須!あとは思う存分に楽しめる気力さえあれば、きっと今までに体験したことのないクレイジーなフェスを楽しめる。
来年は9回目。毎年どんどん規模が大きくなっていくこのフェス、次はどんな風になっているのか期待大!こんなちょっぴりど派手で若者が多い割に、意外にピースフルなフェス。知らない人とお友達になるのも醍醐味。グラストンベリーも良いが、イギリスには大~小まで本当に本当に沢山のフェスがあるので、是非、人生に一度は音楽の国、イギリスのフェスを体験してみてほしい。やみつきになること間違いなし!