Off-WhiteのVirgil AblohがアメリカのDJカルチャーを批判

FASHION  2016.07.21  FNMNL編集部

Kanye Westのクリエイティブディレクターをつとめ、自身の手がけるOff-Whiteの日本直営店もオープンさせたばかりのVirgil AblohはBrodnski率いるレーベルBromanceのディレクターをつとめるGuillaume BergとDJユニット、Paris,ILとしても活動している。そんな彼がBillboardのインタビューでUSのDJカルチャーを批判し自身のDJ観を述べた。

インタビューのなかでAblohはこれまで明かされることのなかった彼のDJキャリアにふれ、高校生から大学生の頃に初めて自分でGeminiのターンテーブルを買って特にそのとき流行していたターンテーブリズムにハマり、A-TrakがアイドルでX-Men VSInvisible Skratch PiklzのVHSを見ていたとのことだ。それとともにGilles PetersonのDJも聞くようになったとのことだ。そして友人とホームパーティーなどをおこなっていたがアメリカのDJカルチャーが退屈だと気付いてしまって、DJを一旦やめてしまったという。

そしてもっぱらGilles PetersonやBenji B. のラジオ番組を毎週聞くようになり、それが自分のバックボーンになっているとインタビューで答えている。そして「アメリカの音楽にはここしばらくカルチャーがなく代わりにポップミュージックがある。そしてアメリカのDJの立ち位置はずっと揺らぎ続けている。」とアメリカのDJカルチャーを批判した。さらには「DJは新しいゴルフになった、みんなDJになれる、そいつがいいDJか悪いDJか関係なくね。それは一般的になものになった」とも語り「もっと多くの人がアートフォームとしてハマってくれたらいいよね」と肯定的な展望も語っている。

自らのDJのスタイルについては「私はコマーシャルな音楽をカッチリした環境のなかでかけるのが好きだし、逆にカッチリした曲をコマーシャルな場所でかけるのも好きだ、これはマルコム・マクラーレンから受け継いだものだ」と述べ「そのスタイルがステレオタイプとスノッブさの象徴を壊せるものだ、こうすることでクラブのCDJの前に立ったときに自由や他のなにかがもたらされるんだ。」と加えた。

DJとしてのパートナーのGuillaume BergのレーベルBromanceについては「新しい時代のDef Jamだ」と絶賛しParis,ILでDJをすることが自分の仕事に対して示唆を与えるものになっているとも話している。そしてDJが子供達にインスピレーションを与え、子供達が自身の障害を打ち破ってDJができるようになればいいと思っていて、そうした団体の設立も考えている。みんながSoundcloudだけを聴いて偉大なDJを聴かないのは悲しいからね」と述べた。Billboardでのインタビューはこちらから読むことができる。

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