M.I.AがAfropunk Festivalのヘッドライナーから降板

The Afropunk Festivalにヘッドライナーとして出演予定であったM.I.A.だが、彼女が4月に「Black Lives Matter」について述べた意見をめぐって、Afropunk Festival主催者が彼女の出演をキャンセルする決断を下した。

文 : 稲田瑞規

その物議をかもした彼女のコメントがこれだ。
「興味深いことに、アメリカでは黒人の命の問題を語ることが許されています。」
「私にしたら、それは別に新しい問題でもない。Lauryn Hillが90年代に言っていたことでもあるし、80年代にはPublic Enemyが同じことを言っていた。じゃあ、BeyoncéやKendrick Lamarはイスラム教徒やシリア人やパキスタン人の命について何か語ろうとしているか?この問いの方がもっと興味深い。」

その後、6月にM.I.A.がフェスのヘッドライナーとして出場することが主催者側からアナウンスされたが、上記のコメントで彼女は炎上騒動となり、ついに自身のTwitterでフェスには出演しない旨を述べるに至った。

フェス主催者側は、彼女が出演しないという事実を否定し続けたが、7月15日、フェス主催者側は彼女と袂を分かつことになった理由を説明した。主催者によれば、Afropunkの理念の一つに、人種、性別、宗教、文化など人生を豊かにするあらゆるものについて意見を交わすことで、参加するファン・クリエーター・アーティストが相互に啓発し合うという考えがあり、このようなコミュニティは我々の誇りなのであって、つねに我々はこのコミュニティを第一とするのだ、という。

19日に、Afropunk Festivalは新たなヘッドライナーを公式にアナウンスする予定だ。

 

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