針金やテグスなどを用いたインスタレーションで知られる中沢研の個展が開催中

CULTURE  2016.07.15  FNMNL編集部

アンドーギャラリー(東京都江東区平野)で針金やテグスなど視覚的ヴォリュームが希薄な素材を用い、展示空間に呼応したインスタレーションを制作する作家、中沢研の個展が8/6まで開催されている。

本展では「足」と題された新作インスタレーションが発表されている。これは長さ1mほどの木の棒と鉄材を組み合わせたほぼ同型のオブジェが47体、ゆるやかな規則性を持って空間に配置されている作品で、淡いグレーにペイントされた廃材のような木の棒を、2組もしくは3組のコの字型の鉄材が高さ30cmの位置で支えており、これがオブジェの基本単位となっている。

近年の作品にたびたび登場するコの字型の鉄材は、観る者によって人型(ひとがた)を想起させる。「人型」という意識を持って作品と向き合えば、さまざまなイメージが頭に浮かんでくる。そして今度は、水平方向に配置された木の棒に視点を移してみると、たちまち違う景色が立ち現れてくる。中沢にとって重要なのは、オブジェがそこに置かれることによって変容する空間であり、意識なのである。

中沢研

<Event Info>

会期:2016年6月7日 (火) - 8月6日 (土)
   日・月・祝日休
開廊時間:11:00-19:00
会場:アンドーギャラリー
135-0023 東京都江東区平野3-3-6
tel. 03-5620-2165  fax. 03-5620-2166
e-mail:office@andogallery.co.jp
URL:http://www.andogallery.co.jp

 

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